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1. 海野宿 (長野県) (Un-no-jyuku, Nagano) July 23, 2003 FinePix 4900Z

2003年にゴルフの帰りに偶然立ち寄った海野宿。 そこは「うだつ」が上がった家々が立ち並んでいました。 
そして各家々には今も人々が普通の生活を営んでいました。
海野宿は旧北国街道(中仙道と北陸道を結ぶ街道)に寛永2年(1625年)に作られた宿場町で、明治時代には養蚕で栄えたそうです。
これだけ立派な「うだつ」が並ぶのを今まで見たことがありません。 養蚕で相当に栄えたことが想像できます。
是非、デジ一眼を持って再訪したい町です。 詳細は下記のHPを参照下さい。

「うだつ」とは卯建とも書き、江戸時代の民家で、建物の2階両脇に「卯」の字形に張り出した小屋根つきの袖壁。装飾と防火(延焼を遅らせる)を兼ねていたとのこと。 下記の東御市のHPに江戸時代の本うだつと明治時代の袖うだつの解説があります。

長野県東御市観光協会のHP

海野宿入り口の駐車場から
入ってすぐ右手の白鳥神社
うだつが並ぶ街並みが視界に
資料館
各家毎に異なるうだつが
小林一茶の句碑
立派な袖うだつ
うだつの瓦まで凝ってます
この手の本うだつはよく見ます
とにかく立派
気抜きと呼ばれる換気の為の
屋根が見えます。
蔵の右手の家の二階の
2本づつ長短の格子は
海野格子
うだつの無い家並みも
本陣跡
二階の窓のカーテンが、
ここに普通に生活している証
大きな気抜き。
これは養蚕の象徴とのこと